何故君がそこにいるのか
すき家大好き、タクマのユウマです。
大阪に引っ越してきて早5ヶ月、ここでは友達0人の僕の休日は一人で過ごすことが多い。というかほぼ一人だ。そんな日々だが、たまに鳴るiPhone7のLINEの通知を確認し、地元沖縄に住んでいる友人から、たわいもない連絡が来ることが心の支えの一つにもなっている。
もちろん、今日も休日一人でやることがない24歳ぼっち代表は、朝からアニメを見てツイッターを徘徊しYouTubeの動画を視るという、典型的な引きこもりライフを過ごしていた訳で、大阪に来てから行ったことのない場所もたくさんあり、全く外出しない休日というのは気が引ける。
ということで、特に目的もないが以前から気になっていたりんくうタウンに行くことにした。関西空港駅から一駅隣で主にアウトレットの店舗が並んでいることで有名らしい。
まぁ初めて来てみたものの、特に感想はなく、何せ金がない。ひたすらウインドウショッピングを楽しむという選択肢しかなかった。観光客やカップル、家族で来ているリア充共が映る視界にフィルターをかけてテキトーに辺りを徘徊していると、何故か馴染みのある奴がそこにいた。
何故...お前がそこにいる?!と頭の中はパニック。どう見てもシーサーじゃん!沖縄の守り神(魔除け)じゃん!僕みたいに地元でマンネリしたから県外へ出てきたのか?...と。しかし、隣の石碑の説明を読むと、関西国際空港の開港記念に中国上海市から贈られたものらしい。さらに調べてみると、中国では唐獅子といって、中国から沖縄に伝わってきてシーサーになったそうな。そして左前足の下にいる子供の唐獅子は一緒に遊んでいるんです。(本当は全部知り合いの女性に聞いた)
地元に住んでいた時は、当たり前にあったもので気にもしなかったけど、じゃあなぜそれはそこにあるのか、というところまで掘り下げていくと新しい発見ができるかもしれないと気付いた一日でした。